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導入事例【ジョイントケア・ネット宮城】
~ 安全で信頼される高度総合医療の提供 ~

ジョイントケア・ネット宮城 代表世話人 吉田秀一様
(仙台医療センター整形外科医師)

「当病院が中心となって運営している地域医療連携組織ジョイントケア・ネット宮城では、非常に高い機密性が求められる医療データを18の病院間で共有しています。」

患者さんの治療情報(工程表:クリティカルパス)を近隣の病院間で共有して、手術~リハビリ~退院までをスムーズに行えるようにする考え方を、地域連携クリティカルパスと言います。
特に、大腿部頸部骨折や脳卒中などリハビリが必要な傷病では、急性期医療を行う医療機関と回復期のリハビリを行う医療機関との間で患者さん情報の共有が必要なため、地域連携クリティカルパスの運用が有効です。

これまではCDや紙媒体を利用して、患者さん経由で次の病院へ届ける運用をしていましたが、利便性や機密性維持の問題があり、ジョイントケア・ネット宮城ではクリティカルパスを電子的にやり取りできないか検討していました。
しかしながら、医療情報とりわけ患者さんの治療に関する情報は、非常に機密性が高く、メールやファイル共有サービス経由での共有は不可能でした。

GIGAPOD OFFICEHARDを利用したファイル共有では、情報共有時のネットワークセキュリティだけでなく、ファイルアクセス権限の管理やウイルス対策などが基本機能で提供されており、システム導入コストを大幅に押さえることができました。
また、学会データの転送などにも利用でき、データ転送の自由度が向上しました。
将来的には、CTスキャンやMRIデータなどの画像データも共有する予定です。

導入の背景

地域医療連携の先進事例「ジョイントケア・ネット宮城」では、高齢者に多く見られる大腿部頸部骨折の治療からリハビリまでのクリティカルパス(治療工程情報)を共有している。
しかしながら、非常に機密性の高い個人情報である患者情報をいかにして安全に共有するかということは大きな課題であり、また、実際の治療/リハビリ現場では、医師、看護士、ソーシャルワーカーが様々な場面で情報を共有するため簡単で使い易いユーザーインターフェースが求められるなど、安全かつ簡易なシステムの実現が求められていた。

GIGAPOD導入以前の状況

以前は、患者毎の治療行程情報をCDや紙媒体で共有していた。 紙での情報共有では、情報を受け取った側でPCへの再入力が必要であること、CDでのやり取りでは、CDそのものの保管管理が必要なことなど、業務が非効率で困っていた。
また、紙やCDなどの物理媒体での情報共有はセキュリティ上問題があり、安全に電子的にやり取りできる方法を模索していた。

現在の状況

現在では、病院間のクリティカルパスの共有にGIGAPOD OFFICEHARDを利用し、インターネット上で安全に情報共有が可能となった上、ユーザーインターフェースもシンプルで使い易いシステムが実現した。 今後はレントゲンやMRIなど画像ファイルの共有にも応用して行く予定である。

<地域連携クリティカルパスのイメージ>
地域連携クリティカルパス

ジョイントケア・ネット宮城 概要

■発足
平成19年10月

■参加病院
仙台社会保険病院など18病院

■傷病対象
大腿部頚部(だいたいぶけいぶ)骨折

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